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  • 2021.04.27

始めていますか?熱中症対策

始めていますか?熱中症対策

こんにちは。院長の伊藤です。

季節は春ですが、気温の高い日などは夏の気配を感じることが多くなってきました。高齢になると体温の調整がうまくできなくなってきます。そうでなくても暑くなり始めのこの時期は、体の準備ができていません。こんな時期は、脱水症状や熱中症に要注意です。

 

熱中症って? 熱中症になったら?

熱中症とは、具体的にどのような症状を指すのでしょうか?

 

  • ・大量の汗をかく
  • ・吐き気や嘔吐
  • ・頭痛やめまい、立ちくらみ
  • ・脱力感、倦怠感
  • ・筋肉のけいれん
  • ・意識障害

 

といった症状が代表的です。

熱中症になってしまったら、涼しい場所に移動してベルトなどの体を締め付けているものを緩めます。そして首の下や脇の下、足の付け根などの太い血管が通っている部分を冷やして、体温を下げましょう。さらに、水分や塩分を補給します。

症状が重い場合は、ためらわず救急車を呼びましょう。

 

 

高齢者は熱中症になりやすい?

 

人間の体は、そのほとんどが水分でできています。乳児などは体の70%を水分が占めています。しかし加齢に伴い体内に水分を蓄えておく能力は低下していき、高齢者ではその割合は50%にまで減少してしまいます。

さらには、汗をかきにくい、のどの渇きに気づきにくい、暑さを自覚しにくいといった要因も加わります。

舌や唇、脇の下が乾いてきたり、尿の回数が減ったりすると脱水が疑われます。脱水症状から熱中症につながることを防ぐためにも、こまめに水分補給を行いましょう。

 

 

水分はこうして補給する

 

人が一度に吸収できる水分の量は約200ml(マグカップ1杯分)です。ガブ飲みをすると喉の乾きは癒されますが、胃に負担がかかり、胃液を薄めて消化不良を起こすこともあるので、少量を数回にわけて飲むようにしましょう。

体内の水分は真水ではなく、塩分が含まれています。通常の水分補給では水やお茶で十分ですが、脱水が気になるときは水に食塩を0.2%の割合(水1リットルに食塩2グラム)で溶かして飲んでください。

スポーツ飲料は、運動時における水分やミネラルの補給を目的に作られているため、5~6%の糖分を含みます。高齢者が飲むには糖分が多過ぎるので、2倍程度にまで薄めるのがおすすめです。

 

 

食べ物からも水分補給

 

水分を過剰に摂ると腎臓に負担がかかり、体内の老廃物を処理できなくて疲れたり、むくみが出たりします。腎臓病や心臓病の人、汗や尿量の少ない人は摂り過ぎに注意です。

また、水分補給は食品から行うことも可能です。

 

おかゆ、豆腐、きゅうり、トマト、すいか、メロン、オレンジ、なし、いちご、ところてん、もずく、ヨーグルト、プリン、ゼリーなどの食品は水分を多く含むので日頃の水分補給としてメニューに取り入れるのもよいでしょう。

 

 

 

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