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  • 2021.06.25

クローブ精油でナチュラルにカビ対策

クローブ精油でナチュラルにカビ対策

院長の伊藤です。

気温とともに湿度も上がり、いつのまにかあちこちに生えてくるカビ。1年中カビ対策は必要ですが、特に梅雨の時期から夏の対策もしっかり行う必要があります、カビが引き起こす健康への影響をご存じですか? アレルギー性鼻炎、気管支肺アスペルギルス症、水虫、シックハウス症候群そして、エアコン内部で増殖したカビが原因となる夏型過敏性肺炎です。この肺炎では、一見風邪のような症状を呈するため症状の改善に時間を有することがあります。

 

 

いろんな対策方法はありますが、有害な化学成分はあまり使いたくないという方も多いでしょう。そこで、試してみたいのが精油(アロマオイル)です。中でも、カビ対策におすすめなのが、肉料理の臭み消しにも使われる「クローブ」の精油。クローブに含まれる「オイゲノール」という精油成分には、カビ菌の除菌や繁殖を防ぐ効果があるとされています。

 

 

実は、このオイゲノール、歯医者さんでは、「ユージノール」と呼ばれていて、歯痛や歯肉炎などの治療に用いられてきた成分。あの独特の歯医者さんのにおいは、クローブによるものだったんですね。「ちょっと苦手」という方もいるかもしれませんが、オイゲノールには、カビ防止のような抗菌作用の他に、腰痛や神経痛を和らげ、心身をリラックスさせる効果もあるといわれています。湿度が上がると関節が痛むという方も、クローブのアロマテラピー効果を試してみてもいいかもしれませんね。

 

 

ただし、クローブ精油は妊娠中や授乳中の方は使用を避けたほうがよく、皮膚への刺激が強いので敏感肌の方も要注意。カビ防止に使うときは、壁にシミができないかどうか試してみることも大切です。アロマオイルのショップなどでよく確認してから使ってくださいね。

 

きれいな花には毒がある!

 

 

四季の中でも春は、花々が咲き誇り、こころ豊かになりますね。でも、そんなきれいな花の中には死に至るほどの毒性を持つものもあるので要注意。例えば、ツツジ。蜜を吸ったことのある方もいるかもしれませんが、ツツジの中でも「レンゲツツジ」には、酷いと呼吸停止に陥るほどの強い毒があります。「スズラン」の毒は、知っている方も多いかもしれませんが、花や根には心不全、心臓麻痺を引き起こすほどの毒性があるそうです。スズランはギョウジャニンニクとよく似ているので、山菜採りの際には注意が必要ですね。「ドクゼリ」は、その名前から毒性があるのは想像できますが、葉の見た目は食用のセリにそっくり。根は、ワサビに似ているので、間違えてしまう人も多いそうです。ドクゼリも酷いと死に至ることもあり、触れるだけでも危険だそうです。

 

ハイキングや山歩きも楽しい季節。植物に素手で触れたり、むやみに口にしたりしないほうがよさそうですね。

 

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