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  • 2021.07.28

冷凍しても死なない夏場の食中毒菌にご用心!

冷凍しても死なない夏場の食中毒菌にご用心!

院長の伊藤です。
じめじめした梅雨の季節。気温も湿度も上がるこの時期、特に気をつけたいのが、食中毒です。6月から増えてくるのは、カンピロバクター、ブドウ球菌、ウェルシュ菌による「細菌性の食中毒」。どんな菌かというと、カンピロバクターは加熱不足の鶏肉などに繁殖しやすく、10℃以下でも生き続ける厄介者。ブドウ球菌はおにぎりや弁当などで増殖しやすく、熱、乾燥、酸性、アルカリ性の強いところでも増殖してしまいます。さらに、ウェルシュ菌は、肉類や魚介類に多く、カレーの食中毒の原因菌としても知られています。

食中毒予防の三代原則は「つけない」、「増やさない」、「やっつける」ですが、盲点になりやすいのが冷蔵庫。食中毒の原因菌は、野菜室に最も多く、調味料などを収納するドアポケットの汚れにも多いという調査結果があります。冷蔵庫内は、水拭き後、消毒用エタノールで仕上げの一拭きをしましょう。野菜室はじゃがいもなど土のついた食品を入れないようにするのもポイントです。

 

さらに、傷みの原因を取り除いてから冷蔵庫に入れるのも大切。例えば、肉や魚のドリップは最近の温床になってしまうので、キッチンペーパーなどで拭き取ってから清潔な容器に移し替えます。カレーは、作り置きせずに、その日のうちに食べきってしまうのがおすすめです。

冷凍すれば大丈夫と思いがちですが、食中毒の原因菌は、マイナス18℃以下の低温時は活動が停止するだけで、死滅はしません解凍すると再び活動し始めます。すでに細菌が繁殖していた場合、冷凍して再加熱しても食中毒が発生してしまうことがあるので、注意が必要です。

小さなお子さんやご高齢の方は、食中毒を起こして下痢や嘔吐が続いて脱水になると、最悪の場合、命に関わることもあるので油断は禁物です。
食中毒が起こりやすい6〜8月は、食材を買いだめしたり作り置きしたりせずに、買ったらすぐに消費してしまうのも一つの手ですね。

人付き合いに活かしたい心理学−返報性の法則(へんぽうせいのほうそく)

誰かに何かをしてもらったとき、こちらもお返ししなくては、と思うこと、ありませんか?これは、心理学でいう「返報性の法則」というもの。
笑顔であいさつされたら笑顔で返し、ほめられたら、思わずほめかえしてしまうのは、このような心理法則が無意識にはたらいているからだといわれています。

そこで、難しいことも多い人付き合いに、返報性の法則を活かしてみましょう。ポイントは、自分から好意を向けること。例えば、苦手な相手に出くわしたら、「○○さん、こんにちは」と相手の名前を呼んで、笑顔であいさつします。続けているうちに、相手からも笑顔のあいさつが返ってきて、苦手意識が薄れるかもしれません。

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