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  • 2021.11.30

一年でいちばん忙しい時期の過ごし方

一年でいちばん忙しい時期の過ごし方

こんにちは、院長の伊藤です。

いよいよ師走ですね。一年でいちばん忙しい時期の過ごし方について、古くからある習わしに寄り添った内容をご紹介させていただきます。

 

 

●12月13日正月事始め(大掃除スタート!)

 

2021年も残すところあと1か月。お歳暮の手配や大掃除、年賀状の準備など、12月はなにかとやらなければならないことが多くなりますね。

すべきことがわかっているのに、「まだいいかな」と、つい後回しにしてしまいがちなこの時期、暦に合わせてスケジュールを組んでみてはいかがでしょうか。

例えば、12月13日は「正月事始め」といって、お正月を迎える準備を始める日

神社仏閣では煤(すす)払いが行われ、新年の前に年神様を迎える準備を行います。

この時期、家庭で大掃除をするのも、汚れを取ってきれいな家で年神様を迎えると、たくさんのご利益をもたらすと言われているため。

あれもこれもと思い付きで始めてしまうと収拾がつかなくなってしまうので、お天気の良い日を狙ってスケジュールを立て、効率的に済ませてしまいましょう。

 

 

●12月22日冬至。柚子湯、かぼちゃで健やかに

 

そうこうしているうちに、12月22日(2021年の場合)は冬至。一年で最も夜が長くなり、日本や中国では太陽の力が最も弱まった冬至を境に運気も上昇すると言われています

ちなみに、冬至には、柚子湯に入り、かぼちゃを食べる風習がありますよね。

これは、柚子は柑橘系の中でもかなり強い香りを放つことから厄除け・魔除けとしても活用されていたため。

かぼちゃは南京(なんきん)とも呼ばれる「ん」が2つつく食べ物なので、運をたくさん取り込むと言われています。

また、柚子には血行を良くするビタミンCや肌がなめらかになるビタミンEが豊富に含まれています。大掃除などで疲れた体をゆっくり癒やすのにもいいですね。

 

 

●お歳暮は12月25日までに

 

お歳暮を贈る場合、関東は12月初旬から25日頃まで、関西は12月13日頃から25日くらいまでがよいとされています

うっかり贈り忘れてしまったら、お年賀や寒中見舞いに。

ただし、お年賀は、関東ではお年賀は松の内(1月7日)まで、関西では小正月(1月15日)と地域で異なるので、注意してくださいね。

 

 

 

●12月28日お正月飾り、鏡餅を

 

そして12月25日はクリスマス。12月31日は大晦日。正月飾りや鏡餅は、12月28日までに飾るのが良いとされています

おせち料理は、最近は、デパートなどで買う人が増えているようですが、ご夫婦二人や少人数なら、ワンプレートに盛り合わせたおしゃれなおせちもいいですね♪ どうぞよいお年をお迎えください。

 

 

 

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