こんにちは。院長の伊藤です。
6月4日から10日までの1週間は「歯と口の健康週間」です。
日頃からお口の状態が気になっているけど、「なかなかタイミングが見つからない」という方もいらっしゃるでしょう。この機会にお口のチェックをしてみましょう!
90年以上前に「むし歯予防デー」としてスタート
「歯と口の健康週間」、実は長い歴史があるのです。
今から90年以上前の1928年、6月4日の「6」(む)と「4」(し)にかけて「むし歯予防デー」としてスタートしたのがはじまりです。歯と口の健康にかかわる正しい知識を普及啓発するのが目的でした。
以降、戦争中の中断を挟みながらもネーミングを変えて続けられ、2013年より「歯と口の健康週間」になって現在に至ります。
歯と口の健康は、全身の健康にも大きくかかわります。一方で、多忙な日々を過ごしていると「ちょっと気になるな」という症状があっても、放置してしまいがちなのも実情です。
この期間をチャンスとして、気になっている点をチェックしてみましょう。
まずは定期歯科健診から
ご自身のことならスムーズにできることでも、寝たきりのご家族のことになるとなかなか難しいという事情もあります。
「お口の中を診てもらいたいんだけど、なかなかお願いするタイミングがなくて」という方もいらっしゃるでしょう。
そんな方も、この機会に訪問歯科診療を依頼してみましょう。
「歯がひどく痛む」「入れ歯が壊れた」というケースはもちろんですが、特別な症状や問題がなくても、訪問歯科診療でお口の健康診断をすることが可能です。
訪問歯科診療では、初回訪問時に必ず口腔内のチェックを行います。そこで問題が見つかった場合は、その内容を必要な処置、かかる費用などについてしっかりと説明します。
訪問歯科診療の初回訪問でいきなり治療や入れ歯の製作を始められて料金を請求される、ということはありませんから安心してご依頼ください。
日頃の口腔ケアを見直すチャンス
歯と口の健康週間を機会に日頃の口腔ケアも見直してみましょう。
毎日の歯みがき、なんとなく行っていませんか?
奥歯の奥や歯の裏側と歯肉の境目など、みがき残しが多くなりがちな部分をしっかりみがけているかチェックしてみましょう。
歯間ブラシやデンタルフロスはしっかり使っていますか?
忙しくなるとついつい歯ブラシだけで済ませてしまっているかもしれません。歯間の汚れは歯ブラシだけでは取りきれず、これがむし歯の原因になってしまうことも多いのです。
入れ歯を使っている方はお手入れの仕方を見直してみましょう。義歯ブラシでブラッシングして汚れを落としていますか?
入れ歯は上顎や歯肉などの粘膜と接する部分が汚れがちです。人工歯の部分だけでなく、こうした部分もしっかりとブラッシングしてくださいね。
そして定期的に入れ歯洗浄剤を使用して、入れ歯を清潔に保ちましょう。
歯と口の健康週間を利用して、皆さんの口腔ケアをバージョンアップしてみてください。
アイデンタルクリニック
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