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  • 2022.08.31

収穫の秋に太りにくい食べ方

収穫の秋に太りにくい食べ方

こんにちは。院長の伊藤です。

ぶどう、新米、サンマ…。収穫の秋に太りにくい食べ方

まだまだ残暑が続きそうですが、暦の上では秋。最近は、漁獲量が減って高級品になりつつあるサンマや、脂の乗った秋鮭、ぶどう、梨、栗など、秋の味覚が店頭に並びだしています。

 

ふだんは、糖質を控えるためにご飯少なめを心がけている人も、この時期に出回る新米のおいしさに、つい歯止めが効かず、「食べ過ぎちゃう!」という人もいるのではないでしょうか?

 

そこで、まずは、しっかり食べても太りにくいご飯の食べ方を考えてみます。

 

やっぱり「銀しゃり」と「味の濃いご飯のお供」は、最強タッグですが、食べ過ぎレベルも最高。しっかり食べたいときは、炊き込みご飯やちらし寿司がおすすめです。

 

秋なので、「栗ご飯」にしたいところですが、栗は、糖質高めなので、別々に食べたほうが◎。低カロリーで食物繊維豊富なきのこや秋鮭をメインの具材に、こんにゃくやひじき、戻した高野豆腐などを入れるとかさ増しになり、栄養バランスも良くなります。

 

さっぱり食べたいときは酢飯にして、焼きほぐした秋鯖やきのこ、いくら、しそ、ごま、刻んだカリカリ梅など散らせば、残暑で食欲が失せているご家族にも喜ばれるかもしれませんね。

 

 

そして、秋の味覚で食べたくなる果物。

 

果物に含まれる「果糖」は、白砂糖や穀物に比べると血糖値を上げにくいといわれていますが、それでも食べ過ぎると中性脂肪が増え、太ってしまいます目安は、1日200gくらい(厚生労働省)。バナナだと2本くらい、キウイフルーツだと2〜3個が目安。

 

秋のフルーツだと、普通サイズのマスカット1粒が10g前後、りんご1個で200gくらい、桃だと標準的なサイズで250gくらいだそうです。

ぶどうには、レスベラトロールという長寿遺伝子を活性化させる成分が豊富で、美肌や疲労回復などにも効果が期待できるそう。りんごは、ご存知のように「一日一個のりんごは医者いらず」ともいわれるほど栄養価が高く、その栄養は加熱してもほぼ失われません。

 

なお、その正体は果物だった!という「栗」は、知る人ぞ知るスーパーフードたんぱく質やビタミンB1、ビタミンC、カリウム、亜鉛などが豊富に含まれます。普通の大きさの栗5粒分くらいでご飯1杯分のカロリーだといわれているので、食べ過ぎない程度に上手に摂りたい果物です。ご自分やご家族の体調、気分に合わせて秋の味覚を取り入れ、これから来る冬を元気に乗り越えましょう♪

 

今年の中秋の名月は、秋の七草を添えて愉しんでみては?

 

今年(2022年)の中秋の名月は、9月10日。お月見の定番のお供え物というと、思い浮かぶのは「すすき」と「お団子」。でも、昔は、「秋の七草」も一緒に飾っていたそうです

 

 

春の七草に比べると、秋の七草はあまり知られていないかもしれませんね。秋の七草は、ハギ、オバナ(すすき)、キキョウ、なでしこ、クズ、フジバカマ、オミナエシ。

 

お正月明けにおかゆにして食べる「春の七草」は、無病息災を祈るのに対して、秋の七草は、それぞれの草花の美しさを鑑賞して楽しむそうです。でも、実は、薬用になる植物が多く、覚えておくと健康維持につながりそうですよ。

 

 

例えば、ハギには、婦人のめまい・のぼせなどに効果があるそうで、クズの根(葛根)は解熱・鎮痛に用いられます。さらに、オミナエシには、鎮痛、抗菌、消炎などの作用があり、腹痛や下痢、肝炎の治療などに用いられ、フジバカマには血糖降下や利尿作用、キキョウには去痰作用や鎮痛、解毒、血圧降下作用などがあるそうです。

 

まん丸のお月様を愛でながら、健康と幸せを願いたいですね◎

 

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